開催のごあいさつ

久留米の中心部全域を舞台に繰り広げる「水の祭典」は、燃える市民のパワーを積み重ねながら36年目の夏を迎えます。年ごとに参加者の数と幅を広げながら久留米の暮らしに節目を入れる夏の風物詩として、すっかり定着することが出来ました。

今年も「子ども太鼓フェスティバル」を皮切りに、六角堂広場での「前夜祭」と明治通り1200メートルを晴れの舞台にして繰り広げられる8月4日「本祭」のパワーストリート・太鼓響演会・そして一万人のそろばん総踊りと密度の濃い祭典を計画しています。

子ども神輿やマーチングバンド、ダンスチームや民謡踊り隊、あるいは華やかなフロートや力強い山車運行。交差点や広場で演じられるパフォーマンスで街は祝祭広場に染まります。各地から乗り込んだ太鼓集団の力強い演奏。そして真夏の太陽がにしに沈み始めた頃、久留米のメインストリートは思い思いの衣装や扮装の踊り連で埋まります。

久留米のパワーが結集したような熱気の中で、ふるさとに生きる共感と感動のフィナーレへ向かって祭典は盛り上がって参ります。

今年も、そんな濃密な時間をみんなとともに創りたいと念じています。皆さまの参加を心からお待ちしています。